2022年12月29日(木)~2023年1月5日(木)
休診いたします。
日頃から当院をご利用くださいまして誠にありがとうございます。
年末年始は上記のようにお休みを頂きます。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願い致します。
いつも当院へご来院頂き誠にありがとうございます。
今、冷え込みの季節を迎え、いわゆる「かぜ」にかかり、受診頂いている方が増えて参りました。
お薬の相談の際に、「不安なので抗生物質(抗菌薬、抗生剤も同様)も処方しておいてほしい」とご希望の方もおられます。ただ、抗生物質については、端折って説明すると、「膿のみられる状態で使う」というルールがあります。つまり、鼓膜の奥に白い膿がたまる中耳炎、どろどろの鼻水が出てくる副鼻腔炎、扁桃腺に白い膿がつく扁桃炎、などが想像しやすいと思います。
逆にそれがない風邪の初期ではウイルスが原因である可能性が高く、この時期には抗生物質を飲んで頂いても効果を発揮する相手がいない、抗生物質がやっつけるべき敵の細菌があまりいないため、ウイルスが引き起こしているつらさにあまり関係ない…ということになります。
ですので、風邪が長引いて膿色の鼻水がでてきたようなときが抗生物質の使い時といったようにお捉えいただくとよいかと思います。
最近は「はたらく細胞」などといった、アニメでわかりやすく説明してくれていますので、こういったものも参考にされてはいかがでしょうか。もちろん、当方では、「風邪に薬なんかいらん!」みたいな癖が強いことは言いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
しかしながら、同時にいろいろなお薬が品薄状態となっております。特に風邪、感冒症状に対する薬剤が全国的に少なくなってきていると言われており、当院でも入荷の目処が立たないような状態のお薬が数種類ございます。
特にトランサミン、トラネキサム酸という炎症を鎮める薬や、トローチ、お子様用の消炎鎮痛剤:アセトアミノフェン細粒が当院でも入荷の目処が不明で皆様にご迷惑をおかけしております。大変申し訳ございません。
これには色々な原因があり、単純に「需要が高まっている」、つまり、新型コロナ感染を含めて風邪の症状でお困りの方が多いということがバックグラウンドとしてまずあるのですが、それだけではなく、薬品生産の構造的な問題というところも指摘されている模様です。
たとえばジェネリック薬品の生産会社の構造的な問題も報道されているところですが(例
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221205/k10013913331000.html )このような状態の裏には、医療費削減のためにジェネリックの増産を進めてきた、つまり薬を作ってもさほど儲からないようにしてきた行政の責任も多少なりともあるのではないかと考えられます。作ってもさほど儲からないのでは投資ができないし、あまり割に合わない薬を増産しろと言われてもすぐにできないという業界全体の問題もあるようです。
皆様におかれましては、体調を崩すことのないよう予防手段として、普段からのマスク着用、うがい・手洗いの励行、夜にお休みの際には特に加湿器の使用(無ければ濡れタオルを干す)などの工夫をお願い申し上げます。
11月12日(土)
院長不在のため、鈴木学医師が代診いたします。
前回のお知らせでお伝えいたしましたように、この度、聴力検査室の整備工事を行っておりましたが、すでに無事に終了しております。
ちょうどそのときにおいでになり、聴力検査ができなかった方におかれましてはご不便、ご迷惑をおかけいたしましたこと、改めてお詫び申し上げます。
あらためまして当院では耳鼻咽喉科として一般的な検査を行っております。
聴力検査…純音聴力検査(音の聞き取り能力の評価)、ティンパノメトリー(鼓膜の可動性の評価)、耳小骨筋反射(耳小骨の音に対する反応性の評価)、
ファイバースコピー(鼻を経由し、鼻の奥、声帯までののどの奥を確認するカメラ検査)
アレルギーについてどういった花粉が原因かを評価する採血検査
いびき評価(睡眠中にいびきがあるかどうか、あれば止まったりしていないか、また止まっているなら病的なものではないか)の簡便なスクリーニング検査などを行っております。
頚部エコー、めまい検査一式につきましては月水金に限りますが、対応させて頂きます。
またこれ以外につきましても、随時ご相談、ご対応させて頂きます。
今後とも当院をよろしくお願い申し上げます。
いつも当院へご来院いただき、誠にありがとうございます。
当院の聴力検査機器のメンテナンスのため、聴力検査室の改築工事を行います。
機械の接続、調整などのため、10/11 12の両日、聴力検査自体が困難となり、難聴などの訴えの方に対応することが困難となることが予想されます。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご容赦のほど、お願い申し上げます。
耳鼻咽喉科 鈴木医院 拝