鈴木医院のお知らせ|京都府京都市上京区にある耳鼻咽喉科

お知らせ

2024.05.29
健診で近隣の小学校幼稚園にお邪魔しております。

今年も健診の季節でお邪魔させていただいております。

健診において当方が何を考えているかといった視点で、簡単にお話させていただきます。

 

耳のポイント

鼓膜の奥に炎症がおこって、膿みがたまって痛みを伴う「急性中耳炎」を起こしたあとや、また、風邪が治ってしばらく時間が経った段階で、鼓膜よりもさらに奥の空間に水分がたまることがあります。これを「滲出性中耳炎:しんしゅつせいちゅうじえん」と呼びます。この状態では痛みを伴いません。

鼓膜の奥に水がたまっていると、鼓膜がうまく震えることができず、耳栓をした時と同様に、音を拾う力が落ちた状態となります。特に風邪のあと、鼻をすすっているようなお子さまの場合に多く見られます。このため同時に鼻の診察も大切となります。

低年齢でこれが見つからず放置されたままになると、聴力や言語の聞き取りの能力の成長・発達に悪影響をおよぼすことがあります。また、聞き取りが正確にできていないために、正しい発音もできなくなってしまうケースもあります。

鼓膜の観察ができないと、これらのことはわかりませんので、耳あかの清掃が必要となる場合もあります。

 

鼻のポイント

診察だけでは風邪のあとかアレルギーなのかはわかりません。ただ、鼻をすすってばかりいる、くしゃみが多い、鼻水が透明でさらさらということであればまずアレルギー性鼻炎を疑います。また、鼻づまりが強いタイプのお子さまもおられます。

鼻づまりがひどいと、深い睡眠が十分にとれず、勉強や課題に集中できなくなったり、睡眠が深い時に分泌される「成長ホルモン」が不足し、ひどいときには低身長など体格の発育に悪影響が出たりします。また、睡眠不足は小児の場合、眠気やだるさよりも、キレやすさや不機嫌・集中困難が特徴で、社会性の獲得やメンタル面の成長に悪影響をきたすおそれがあります。さらには、においを感じにくく、食事を楽しめなくなることもあります。一番の悪影響は、普段から口呼吸なのに、その口が食事でふさがって呼吸が苦しくなるので、しっかりとものを噛むことができず、顎の発達が不十分となりかねません。ひいては歯並びに悪影響が出て、歯列矯正の必要性が出てくることもありえます。そして、息苦しさで口を閉じてものを噛むことができないことから、本人にそのつもりはないのにお行儀が悪いように扱われる(「クチャラー」とバカにされる)などと、こどもの時はよくても、将来大学、社会人となるにつれてまるで家庭の教育が悪かったかのように扱われがちです。

前からみて鼻は通っているのに、口呼吸が続く場合は、アデノイドの肥大が可能性としてあり、内視鏡での確認が必要です。アデノイドは鼻の一番奥に存在する扁桃腺と同様の組織です。大きすぎると鼻呼吸が邪魔され、鼻づまりと同様の悪影響がおこります。また先にのべた滲出性中耳炎の原因ともなることがあります。

特に幼少時から鼻づまりがひどいと、それがそのお子さんにとっては普通なので、異常と気がつくことができず、大人が気づいてあげる必要があると考えています。

 

のどのポイント

扁桃腺が大きいのは低学年ではある程度普通ですが、大きすぎるために息の通り道を邪魔することがあります(=扁桃肥大)。寝ている間にずっと大きくいびきをかいていたり、また大きく息を吸い込んだ時に、扁桃腺そのものが息の通り道を塞いでしまってしょっちゅう息が止まってしまったりで、睡眠のさまたげとなります。これは「睡眠時無呼吸症候群」というれっきとした病気です。睡眠の質がさがり、重症では胸の形の変形の原因となる場合もあります。この場合、鼻の奥で通せんぼをしているような組織を小さくする薬もなく、アデノイド肥大と同様、手術になることがあります。また、扁桃腺の片方だけが非常に大きい場合は、腫瘍の可能性もあり、検査を兼ねた手術に踏み切るケースもあります。

睡眠時無呼吸症候群とは…成人の場合「睡眠中の1時間あたり、10秒以上の呼吸停止(無呼吸発作)が5回以上あること」です。寝ている最中に舌の付け根が息の通り道をふさいで、深い睡眠をとれないことによって起きるさまざまな症状のことを言います。成人の場合、短期的には眠気・集中力低下から交通事故や労働災害の割合が増えます。また長期的には動脈硬化が加速されるため、心筋梗塞や脳梗塞などの怖い病気にかかる割合が高くなります。自覚症状にとぼしい病気で、いびきを放置されている人に多くみられます。成人では家族に促されて受診される方が大半です。一方、同様のことが小児でも見られます。特に、深い睡眠で分泌される「成長ホルモン」が減ることが知られており、成人とは違い、成長に対する悪影響を考え軽度であっても早期の治療が望ましいとされています。

鼻詰まりが強い、扁桃が大きい、だから食事で硬いものを食べていると息苦しさばかりが先にたち、疲れてしまって硬いお肉や、根菜類を噛み切れず残す⇒顎が育たなくて出っ歯という、明らかな悪循環をきたしている状態なのに、ここで「じゃあ歯列矯正しましょう」となると本当にしんどいと思います。鼻で息ができず、口呼吸の状態でまだ歯に金具をつけられるわけですので…

見つからない病気で苦しむようなことがあってはならないし、またあったのならば負担を減らすため、しっかりした診断と治療が必要です。

お子様が診察の姿勢を取れない場合は、保護者の皆様のご協力をお願い申し上げます。

 


2024.05.13
今週土曜 5/18の診療担当医の変更のお知らせです。

学医師 学会出張につき、5/18土曜日は由一医師の診察となります。

悪しからずご了承のほどお願い申し上げます。


2024.05.11
院外処方へのご協力をお願い申し上げます。

いつも当院をご利用くださいましてありがとうございます。

現在、耳鼻咽喉科に必要な薬剤の多くの供給が滞っており、院内処方を満足に行うことが困難な状況となっております。しばらく大半の方には処方せんの発行と、院外の調剤薬局をご利用いただくこととなり、二度手間となって大変申し訳ございません。

大変ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

何卒、ご協力をお願い申し上げます。

あしからずご了承のほどお願い申し上げます。


2024.04.24
大型連休について当院からのお知らせ

いつも当院をご利用頂きありがとうございます。

当院はこのたびの大型連休につきましては特別のお休みを頂くことはございません。

カレンダー通りの診療を予定しております。

なお、以前より木曜日は休診日としておりますため

お休み 4/28 29

診療  4/30 5/1

お休み 5/2 ~ 5/6

といった形となります。

普段服用中のお薬がなくなりそうな方はお気をつけくださいませn。

よろしくお願い申し上げます。


2024.04.10
院内でのマスク着用のお願い

日々暖かくなり、冬の感染症流行時期も遠くなったように感じる方も多いかもしれませんが、当院では院内感染症対策の一環として、引き続きマスクの着用をお願いしております。

コロナ禍初期、予防接種が普及するまでは、以下の認識が共有されていました。

※感染症は人から人にうつる

※他人に感染症をうつすべきではない

※発熱など、具合が悪いときは自分が感染している可能性を考慮する

※症状がなくても「不顕性感染」で他人にうつす可能性がある

※くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・せき・たんなど、上気道の症状があるときは特に注意が必要

しかし、現在はコロナ終息ムードが高まり、これらの認識が薄れつつあります。

処置台の上で、マスクなしで話を続ける方には、それまでいた人の中に感染症の方がいた場合、安全を担保しづらいという思いがあります。

 

5類移行はウイルスの性質や毒性変化を意味するものではありません。

5類感染症には、一例として「クロイツフェルト・ヤコブ病」など重篤な病気が含まれます。5番目に弱い病気という認識は間違いです。5類になったからといって、重症になる方がゼロになったわけではありませんし、報道されなくなっただけで、ある一定の数の方が罹患し続けています。

 

またこの冬、近隣の小中学校では、新型コロナ、インフルエンザなどによる学級閉鎖が依然として発生していたとお伺いしています。

今でも三密などの環境条件が整えば、教室や院内でも簡単に感染拡大が起こり得ます。

待合室の混雑時など、感染者と接触する可能性も高まります。

 

上記の状況を踏まえ、院内ではマスク着用をお願い申し上げます。

マスク着用が困難な場合は、スタッフにご相談ください。

 

当院は、患者さんの安全と安心を守るために、以下の感染症対策に引き続き継続的に取り組んでいます。

手指消毒液の設置 定期的な換気 スタッフのマスク着用

院内設備の消毒

患者さんのご理解とご協力をお願いいたします。

マスク着用に関するご質問やご不明な点がありましたら、お気軽に医師までお尋ねください。

 


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