鈴木医院のお知らせ|京都府京都市上京区にある耳鼻咽喉科

お知らせ

2022.09.07
睡眠時無呼吸症候群という病気をご存じですか

睡眠時無呼吸症候群という病気があります。

寝ているとき、主に肥満のために息の通り道が狭くなり、このため極端に睡眠が浅くなる病気です。

短期的には日中強い眠気のために労働災害や交通事故を起こしやすくなる、長期的には浅い睡眠によるダメージが蓄積し、高血圧や心臓への負担、いわゆる動脈硬化が関わる病気にかかりやすくなります。

それらの代表の心筋梗塞や脳梗塞にかかると突然死や、そうならないまでも重篤な障害と一生つきあっていかないといけなくなるなど、その病気によって被るダメージは計り知れません。

また、メンタル面の悪影響もあるとされています。

 

日本では、2003年に新幹線のオーバーラン事件で有名となったとされるこの睡眠時無呼吸症候群という病気ですが、その後、認知度が高まってきており、皆さんのお近くにも寝てるときにCPAP(シーパップと読みます)をつけて寝る方がいたり、また芸人さんがこれをネタにしてお話されているなどといったことも聞いたことがおありかもしれません。(「睡眠時無呼吸 芸能人」で検索すると、普段よくテレビで見かける方がでてきます)

いわゆるメタボの病気ということで、働き盛りでなかなかダイエットができない、肥えてきたような、お仕事に忙しい中年の男性の病気というイメージが今広がっているように思います。

 

しかしながら、この病気が怖いのは、必ずしもそうではないということです。

まず、患者さんの8割に自覚症状がありません。いびきがとまっていると家族の方やご友人との旅行の際に指摘されて初めて来院される以外に、この病気が見つかるきっかけはそうそうない、ということでもあります。交通事故を起こしてからこの病気を疑うのは非常に辛いものがあります。

また、典型的な、肥満の方以外にも普通にあるということです。

顎が小さく、若い頃は痩せ型で、今は二十歳くらいのときより10kgくらい増えたけれど見た目は普通です…といった方にもしょっちゅう見つかります。ぜいにくや脂肪がつくと、顎が小さいために舌の付け根が息の通り道に引き込まれて蓋になって息の通り道を塞いでしまいます。

 

先程、8割は無症状と書きましたが、症状があるとすれば、いつも何となくだるい、しんどい、起床時に口がパサパサ、頭痛もち、眠りが浅い、昼食後昼寝しないと我慢できない、夕食後「寝落ち」を繰り返す、などなど…そういったことがあればこの病気があるものと疑ってかかるのがよいように考えます。

当院でも検査が可能です。(簡易検査、当院で申し込み自宅へ機材をお送りする形です)

ご主人のいびきでお悩みの奥様、太ってきたことが気になる方、一度ご相談においでになってはいかがでしょうか。

ぜひ当院でご相談ください。


2022.08.08
お盆休みを前に

いつも当院をご利用頂き誠にありがとうございます。

8/11~8/16を当院の休診日とさせていただきます。

常用薬が切れてしまう、などのことがありましたら、早い目においで頂けますと幸いです。また、このお休みを頂いております間にはお電話でのお問い合わせについても対応いたしかねますので、あしからずご了承のほどお願い申し上げます。

大変申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。

耳鼻咽喉科 鈴木医院


2022.07.20
臨時担当変更のお知らせ

7/29 8/1と学医師が都合によりお休みを頂きます。

この日、由一医師が出務いたします。

皆様よろしくお願い申し上げます。


2022.07.11
お盆休みのお知らせ

大変勝手ではございますが、この8月に以下のようにお盆休みを頂きます。

8/12(金)~8/16(火)を当院の休診日とさせていただきます。

なお、8/11木曜日も山の日ということでお休みさせていただきます。

大変申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。

耳鼻咽喉科 鈴木医院


2022.06.29
クーラーの季節がやってまいりました

ここ数日の暑さのため、大半の方がクーラーを本格的に稼働することになったと思います。それに伴ってかやや調子を崩す方がお見えになるようになりました。 まずは、

①クーラー自体のフィルター掃除が十分でなかったためか、もしくは、お部屋のすみっこにたまっていたホコリをクーラーの風がまきあげたかで、結果として、普段より多量のホコリを吸い込んだがためと思われるアレルギーのような症状にお困りでおいでになる方や、

②クーラーで純粋に冷えすぎてしまって調子を崩したような風邪タイプの方、

③ ①と②の合せ技で一本といった、鼻詰まりから口呼吸、口呼吸からのどの乾燥、のどの乾燥からの痰がからむような違和感、いがいが感 があるようです。

 

こういった状態を正確に評価することは実は採血でもしない限り大変難しいのですが、結局はご本人様のお考えと相談して処方させて頂いております。今までに扁桃炎を繰り返しておられた方の場合には抗菌薬の処方も早い段階からでもご相談させていただいております。 個人的には口呼吸の改善が風邪を引きやすい方には効果が高いのではないかと考えております。 結局は風邪の段階であれば休養をしっかりとれば治りますが、かと言ってしっかりとれないのが今の世の中の普通ですので、お役に立てるようご相談に対応させていただきます。

ご来院をお待ちしております。


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